ILSアプローチでグライドスロープを追いかけていたことはありませんか?VFRファイナルアプローチでVASIやPAPIはどうでしょうか?
もっと簡単な方法があるんです。グランドスピードは降下率に大きな影響を与えます。そして、グライドスロープに乗る前でも、フィート毎分(FPM)降下の目安になる計算式があります。
以下の公式は、グライドに乗る前に知っておくと便利な方法です。ほとんどのグラスコックピット機では、風ベクトルと地上軌跡の菱形が表示されているので、簡単に目に見える基準を使うことができます。GPSの対地速度があれば、以下の式は非常に使いやすくなります….
オプション1:グランドスピードを5倍する
3度程度のグライドスロープで飛行している場合、対地速度に5を掛けて下降速度を推定してみましょう。その結果、目標とすべき降下速度がFPM値として得られます。グライドスロープを捉えながら、必要に応じて調節してください。
オプション2:対地速度を半分に割って “0 “を加える
対地速度を半分に割って、最後にゼロを足すと、おおよそのFPMの降下速度になります。これも3度精密進入や空港へのVFR下降の初期下降速度を目標にする簡単な方法です。
どちらの式も同じ結果になります。どちらの計算式を使うかは、自分がどちらの暗算に慣れているかで決まります。
風が降下率に与える影響
ファイナルで追い風になると対地速度が速くなり、グライドスロープを維持するために降下速度を高くする必要があります。向かい風の場合はその逆です。いくつかの例を見てみましょう。
例1:向かい風25Knots、最終進入速度100Knots Indicated Airspeed.
ILSアプローチだけでなく、様々な場面で活用できる
3度のグライドスロープを計画する良い方法をお探しですか?これらの公式は、3度のPAPIやVASIライトに従うだけでなく、垂直誘導を伴うほとんどの計器進入に最適な参考資料です。
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