先日 某エアラインでパイロットとして乗務する友人が副操縦士から機長に昇格した。
機長昇格訓練を終了し機長として乗務し始めた彼から連絡があり久しぶりに一緒に飯を食べた。
数年前から昇格訓練に入り苦労の末得た栄冠。袖と肩に光る金色の4本線。
とてもよく似合っていた。
けれども実はその4本線よりも光っていたのは彼の発するオーラだった。
機長昇格訓練時代に会っていた時は疲れて見えたし、実際そのハードな訓練に参っている様にも見受けられた。
飛行機好きな私は訓練の内容に興味津々であったが彼との会話のなかで見つけた経営と相通ずる有る言葉に気がついた。
それは『覚悟』。
彼は言った。
『飛行機を操縦する技術は回を重ねればそれなりに上達するし、有る意味だれでも飛ばすことが出来る様になる。けれども機長になり、お客様を乗せて安全にかつ快適に運航するために必要なことは、自分が最高責任者であり必ずきちんと飛ばすというゆるぎない覚悟を持つこと』。
これが 彼が放つオーラの源なのだと思った。
自分の使命を全うする覚悟を持ち、前進することを約束し再会を誓った。
とても刺激になった。
今日も頑張ろう!